SHINJI MARUYAMA
SHINJI MARUYAMA WORKS
モディファイを超えたアート
傷ついたボロボロのゴルフクラブを手にする。
そこには使い尽くした年輪が在るとはいえ、奥底には道具の本質が存在して
いる。
丸山はこの状態から元の状態に戻したいという思いを募らせる。
同時に、丸山の息吹によって新たな個性を根付かせて、生まれ変わらせてみたいという衝動に駆られる。
研ぎ澄まされた集中力と独自の感性で、唯一無二の存在感を放つクラブが出来上がる。
年輪を積み重ねたクラブが生まれ変わった時、 依頼者から歓喜の声が上がる。
なぜ、それを可能にさせるのだろうか。 表面的な技術を持っているからではない。
技術は鍛錬や経験によって構築されるが、それらの引き出しをどう扱うかは、あくまで作り手の人間性に委ねられる。
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丸山シンジに内在する二つの柱
丸山には重要なふたつの柱が内在している。 丸山にとってそれらは当たり前の日常であり、意識にすらないであろう。
そのひとつは、物心ついた頃からゴルフクラブが生活の中に存在していたということ。
父親がゴルフ用品店を営んでいたのだ。
幼い頃からそれらを見たり触れるのが当たり前の環境だった丸山は、クラブの持つエナジーが丸山の細胞に深く染み着つくことになる。
色や形、ロゴデザインなど、独自の個性を主張してくる様々なパターやクラブ。
幼い頃からそれらが、かっこいいと思っていた。 丸山はモノの持つ本質に魅了されて育ってきた。
そしてもうひとつは、大学時代をハワイで過ごしてきたという事実だ。
丸山は太平洋のど真ん中に浮かぶ聖地で時間さえあればサーフィンに明け暮れてきた。
地球の生態系のひとつである「波」の呼吸に自分を合わせていく。
常に流動していく自然に対して、無心で向き合って自身を昇華させる。
毎回違う個性を持ったクラブや、パターと向き合っていく精神を研ぎ澄まし
ていくには十分な環境だった。
「真」を「司る」アーティストが生み出す、唯一無二のモディファイ
常にゴルフクラブと密接な生活環境にあったことと、求道者のように「波」を追求していく原体験が、丸山シンジという人間を創り出した。
このふたつが見事にシンクロして、モディファイを超える「作品=ART」という領域にまでに到達する。
本能が拒絶する事は絶対にやらない。
丸山は都会の中で人間関係にもまれながら生きていくという器用な社会性はないだろう。
業も、欲もない。海にいるか、工房で作業しているか。
海で自身を浄化させて、長らく存在しながら劣化した「原石」に一期一会で向き合うこと。 それ以上も、以下もない。
世間的な肩書きなどには無関心な人間だからこそ、本質を突く領域を持ちえるのだ。
丸山真司。真司とは「真」を「司る」と書く。
唯一無二のモディファイ。 命を宿した作品は、永遠の輝きを放つ。
お客様の声(A)
ゴルフ界のダイヤモンドを手に入れることができました。
ダイヤモンドとグラファイトの両方を成分とし薄膜。ピンクやブルーなど様々な色に見え光沢、色彩とも唯一無二の存在です。
お客様の声(B)
洗練された上質の黒
硬質な性質を持つ為、黒は傷が目立つというデメリットを解消します。
お客様の声(C)
洗練された上質の黒
発売は、今から25年近く前のモデルです。
何度も研磨処理を繰り返し、新品同様に蘇りました。
ヘッドの色も色入れも当時のオリジナルに合わせて再現しました。